墨について
こんばんわ、札幌市厚別区新札幌にある成鳳書道教室です。(⋈◍>◡<◍)。✧♡
以前、墨の良い香りに誘われ、再び書道教室に通うようになったとお伝えしました。今日は墨についてお伝えします。
墨は何からできているかといえば
墨の主成分は煤(すす)と膠(にかわ)です。煤は松の木を燃やしたものや植物油を燃やしたものなど様々です。これらの煤に牛や豚などの動物の骨や皮のコラーゲンから取った膠を加えます。膠には煤の粒子同士をくっつけて形を保つ役割や、煤を紙の繊維に接着させる役目を果たします。膠は動物性のものであるため暑さに弱く、とても腐りやすいものです。そのため臭い防止のための香料や、墨汁の場合はこの他に防腐剤や合成樹脂といった化学薬品が加えられます。
こうして練ったものを型に入れて乾燥させると固形墨、水と混ぜて液体にすると液体(墨汁)になります。固形墨と液体墨の特徴については次回お伝えします。
おやすみなさい。“(-“”-)”